GAKUWARI INTERVIEW 先輩留学生に聞く 日本での就活と内定への道

留学生篇

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北海道大学 大学院 文学研究科

李 婧瑜さん(中国内モンゴル自治区フフホト市出身)

エントリー:20社
会社説明会参加:35社
先輩訪問:1回
インターンシップ:1回
内定数:1社

日本に学びに来る留学生。帰国か。日本で就職か。母国を離れ、慣れない国で学ぶ彼らが、日本で就職を決めた理由は何なのか。自分の経験が後輩留学生のためになるのならば、と留学生の李さんが自らの就活について話してくれました。ひたむきに頑張る留学生の内定までの体験談は全ての学生の将来を考えるきっかけになります。

Q.日本で就職しようと思ったきっかけは?

 幼いころから日本の技術力やものづくりの精神に魅かれ、日本に留学しようと決めたんです。その憧れから、中国に戻って就職するとしても日系企業に勤めたいと考えましたが、それならば日本に残り日本企業に就職しようと就職活動を始めました。特にものづくりへの興味が強かったのでメーカー志望で就職活動をしていました。

Q.就職後のイメージを教えてください。

 IT・通信系メーカーに内定を頂いたので、海外勤務希望も出し、将来はグローバルに働いてみたいです。私が働く業界は企業が海外進出するために必要なシステム・環境をつくる仕事なので日本の企業をサポートしてどんどん世界に進出してみたいですね。言葉的に一番慣れている中華圏だったり、特に技術力やものづくり面で弱い発展途上国に日本企業が進出していくサポートをしていきたいと考えています。

Q.就活に役立ったことはなんですか?

 震災ボランティアなどアピールするエピソードが多かったことです。色々なことに興味をもってチャレンジしていたのが功を奏しました。まだ就活まで時間のある人には興味のあることは全てやってみて、「自分らしさ」をアピールできるエピソードをどんどん作っていって欲しいですね。

Q.後輩の留学生にアドバイスをお願いします。

 留学生として就活する際に「留学生に特別に求めるものはない」、「他の日本人の学生と同じ目線で見ている」と言われたことが多かったですが、実際に就活をしたり、周りの人たちを見ていて自分たち留学生は日本人と違うという意識がでてしまいます。1人の人間として自分の個性や意思の強さをきちんと相手に伝える事が重要だとわかってもらいたいですね。

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